映像:古川の小野小町伝説はどうなる? 「おきのゐて**

おきのゐて身をやくよりもかなきはみやこしまべの別れなりけり
                    小野小町

この和歌が東北と言われるゆえんは下記外部リンクを参照願います。伊勢物語に現れていてそれが受け継がれてしまったのでしょう。また宮城県多賀城市には 沖の井(下記参照願います) がありここを指すのではないかとも言われています。この沖の井と熾火を掛けているのでしょう。後半の 身をやくよりはかなしきは*** はある程度理解できる気がします。都と島べとに別れてしまうのは非常に悲しいことです。でいいのでないかと思いますが・・・

前半ですが、炭を使っていたときよくおきびなどといったことがあります。あるいは火をおこすなどとも。よく熾っている炭火で身を焦がすとでもなるのでしょうか?つまり都と島べの別々にあなたと別れることは炭火で身を焦がすことよりも悲しいことです。となるでしょうか?

別れる!つまり都と島べに別れるのでしょうが詠んだ女が都にいるのかそれとも島べにいるのか?ここが難しい。

自己流で勝手に解釈するしかないでしょう。もし小町が 沖の井(=多賀城近郊=島べ となる)にいたした場合男は都に帰ることになりますが、つまり帰る男と都からきた小町の二人とも都から来たことになりますね。男と別れた小町が秋田に向かうと重いこともできますが・・・・すでに掲載しましたが小町が陸奥まで向かうのはかなり確率が少ない気がしました。となるとこれを詠んだ小町が都にいたと推定した方がすんなり行く気がしますが・・・・・?

となるとやはり小町がこの歌を飛んだときは都にいて男が島べ??に行こうとしていると解釈した方がすんなり行くのでしょうか?相手の男は誰だ??この和歌は古今集にもあるようで小町作の可能性もあるようですが、異本系小町集には見られないようですが?おきのゐ(沖の井)を知っていたのでしょうか?これらも小町東北伝説の1つになったのでしょうね!!

映像:大崎近郊遺跡旧跡等 沖の井(沖の石)多賀城
 http://oosaki.main.jp/f-histfree/index.php?UID=1426121017

外部リンク:おきのゐて身をやくよりも***
 http://wakastream.jp/article/10000289YSZX

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