歴史の一部を後からつなげるといろいろとあります。たとえば関係人物では義経はジンギスカンになったとか、松尾芭蕉は忍者だったとか？いろいろありますね
では伊達さんの場合は？
吉良義央（上野介）や浅野内匠頭は伊達から煙たがられた？
吉良義央の祖先を訪ねれば足利義康が浮かんできます。この足利義康の一分家が吉良の祖先となり、また足利義康の一分家が石塔義房となっています。
石塔義房といえば１３４０年頃奥州管領となっていて、当時の南朝方の一部である伊達等を圧倒していました。
足利義康・・義兼・・義継（吉良氏）
義兼・・頼茂（石塔氏）
また吉良義央（上野介）はご存じ上杉家から嫁を取っています。
上杉家と言えば謙信、景勝、さらには史上最高の名将　上杉鷹山等の出身。
伊達、上杉といえば戦国時代北の関ヶ原と言われる決戦の中心人物であり、政宗の領地に後日上杉が入ってくる因縁のお家柄。この時伊達は上杉の強さに恐れ入ったとか。
また浅野内匠頭の播州赤穂藩は広島淺野藩の分家。広島淺野藩は戦国時代秀吉の臣下だった浅野長政の本家。つまり播州赤穂藩は長政の子長重が初代藩主の家柄である。この長政は伊達政宗とは最初の頃は良かったが大崎一揆、朝鮮遠征などを経るに従って仲が悪くなり、ついにはお家同士の絶交（よく不通等とも言われています）にまで発展する。これでは内匠頭がいらつくようになりますね！
こうした間柄３藩が江戸城の松の廊下でであえばどうなるか知らぬ大名はいないはず？？
１６３６年　伊達政宗死去
１６７１年　第２次伊達騒動（原田甲斐事件）
１７０１年　松の廊下　刃傷沙汰事件

忠臣蔵は伊達家が取り仕切った？　その２
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